疏水焙煎所が、珈琲豆を“日常価格と送料無料”にこだわる理由。

疏水焙煎所が、珈琲豆を“日常価格と送料無料”にこだわる理由。

SOSUI ROASTERY / KIKKAKEKKO

「良い豆=高級品」になりすぎた気がしている。
疏水焙煎所が、“日常価格と送料無料”にこだわる理由。

こんにちは。KIKKAKEKKOのトモです。
疏水焙煎所では、スペシャルティコーヒーをもっと気軽に楽しんでいただきたいという思いから、 “日常価格+送料無料”という形を大切にしています。

送料無料で、ここまで豆を試せる店は少ないと思う。

疏水焙煎所を始めてから、よく聞かれることがあります。

「この内容で、なんでこの価格なんですか?」
「しかも送料無料って、本当に大丈夫なんですか?」

正直、自分でもたまに思います。

でも僕らは、あえて“日常価格+送料無料”という、少し無茶な形を続けています。

理由は単純です。僕自身が、 “もっと気軽にスペシャルティコーヒーを試したかった側の人間” だからです。

珈琲好きほど、「送料」に悩まされる

スペシャルティコーヒーは、本当に面白いものです。

農園ごとに違う。精製で変わる。焙煎で変わる。 同じエチオピアでも、驚くほど個性が違います。

だから、本当はいろいろな豆を試したくなる。 でも実際には、次のような理由で気軽に冒険しづらくなります。

  • 豆代
  • 送料
  • 少量購入の割高感

「気になるけど、送料を入れると結構するな……」 この感覚は、珈琲好きなら一度はあると思います。

僕らは、“珈琲だけで利益を最大化する店”ではない

疏水焙煎所は、KIKKAKEKKOという暮らしの店の中で運営しています。

器や照明、暮らしの道具、そして採用支援事業など、 いくつかの事業を並行して動かしているため、 珈琲単体で大きな利益を取りにいかなくても成立する構造があります。

もちろん、利益は必要です。 ただ、「珈琲を高利益商品として扱うこと」には、少し違和感がありました。

生産者の利益は守りたい。でも、削れるコストもある

最近は、生豆価格も上がっています。 円安もあり、輸送コストも高くなっています。 だから値上げ自体は、ある意味当然です。

でも僕は、 “生産国の利益が守られること”“日本での販売価格が高くなり続けること”は、 必ずしもイコールではないと思っています。

日本では、過剰な内装、大型店舗、高額設備、広告費、人件費構造、ブランド演出など、 先進国側のコストが価格に乗ることがあります。

もちろん、それを否定したいわけではありません。 でも僕らは、そこをできるだけ削ったらどうなるかを考えました。

だから、疏水焙煎所には“豪華さ”があまりない

エスプレッソマシンもありません。 ラテアートもありません。 大きな広告も打っていません。

自分たちで焙煎して、自分たちで発送して、自分たちでサイトを作っている。 かなり地味です。

でも、その代わりに、 “良い豆を、長く続けやすい価格で届ける” ことを優先しています。

「高級な趣味」にしてしまうと、珈琲は日常から離れていく

珈琲は、本来もっと自由なものだと思っています。

毎日飲むもの。少し気分を変えるもの。暮らしのリズムを整えるもの。

だから、 「良い豆だから、たまにしか飲めない」よりも、 「良い豆を、日常で普通に飲める」ほうが、 なんだか健全な気がするんです。

本当は、珈琲好きほど“色々試したい”

珈琲沼に入ると分かります。 農園違い、精製違い、焙煎違い。 全部試したくなります。

でもその度に、 「送料か……」 「結構高いな……」 となると、冒険しづらくなる。

だから疏水焙煎所では、 “ちょっと試してみようかな” という気持ちを大事にしています。

小さい焙煎所だからこそ、できる形がある

僕らは、大きな焙煎所ではありません。 大量生産もできませんし、派手な戦略も取れません。

でも、小さいからこそ、利益を必要最低限まで抑えてでも、 「長く珈琲を楽しめる人を増やす」という考え方ができます。

それは、小さい店なりの生き方なのかもしれません。

日常で楽しむ、疏水焙煎所の珈琲。

スペシャルティコーヒーを色々試したい。
でも価格は現実的であってほしい。
送料無料だと嬉しい。
そんな方に、疏水焙煎所の珈琲を届けています。

珈琲豆を見る

疏水焙煎所は、滋賀・大津のKIKKAKEKKOが運営する小さな焙煎所です。 熱風焙煎によるクリアな味わいの珈琲豆を、全国送料無料でお届けしています。

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